株主優待はいつから始まったのか?歴史を紐解く

株主優待とは

株主優待制度とは、切っていの持株数を保有する株主に対して、配当金以外の商品やサービスを還元するものです。

株式会社だからといって義務付けれらえれているわけでもなく、企業が独自に行うのが通例です。

海外で株式投資のインカムゲインといえば配当金を指しますが、日本株については、配当金に加えて、株主優待もインカムゲインと言えます。

投資家の中で有名なのが、生活の全てを優待制度で賄っているといわれる桐谷さんではないでしょうか。

日本テレビの「月曜から夜ふかし」でも人気ですので名前だけでも聞いたことはあるのではないでしょうか。

株主優待がいつ始まったのか?

株主優待がいつ始まったかについえては、残念ながらはっきりした記録は残されていません。

「日経マネー電子版」の記事によれば、確認が取れた最も古い株主優待は東武鉄道が行ったもので、同社の社史に「明治32年(1899年)、優待株主300株以上、範囲は鉄道全線、優待株主41名」との記述が残っているそうです。

鉄道などのインフラ事業事業を大規模に展開するためには多額の資金が必要であり、多くの株主を募るために優待制度を設けたものと推測ができます。

他の企業では「お中元やお歳暮の時期に合わせて投資家へ感謝の気持ちを表すために始まった」「株主総会のお土産が始まり」など様々なケースがあります。

株主優待が広がりを見せたのはいつ?

株主優待制度が広がりを見せたのは、高度経済成長期です。

1980年代のはじめには100社程度が優待を導入しました。

バブル崩壊後は株価を安定させるため、さらに導入する企業が増加し、1992年には247社になりました。

2000年頃からは食料品や小売業を手がける企業が多く導入し、食糧費の詰め合わせなどの現在に至る優待品の基盤を築いたといえます。

ちなみ2018年9月時点では1430社が導入しています。

企業な好調な業績推移が続けば、今後さらに株主優待を実施する企業が増加し、多彩な優待が登場するなど、個人投資家にとって好ましい変化をつづけていくのではないでしょうか。

なぜ日本は株主優待が多いのか?

株主優待を実施する企業が日本にだけ多い理由は、返礼品が人気のふるさと納税と同様、中元・歳暮などの日本の贈答文化が普及の下地との見解が強いです。

また、投資信託経由で株券に投資する欧米と違い、日本では個人が株券を直接持つ傾向が強いことが指摘されています。

日本の国内企業から世界の投資家、世界の日本人投資家への株主優待の発送は行われていません。

以上、株主優待の歴史についてでした。

参考

元祖は鉄道会社か 知られざる株主優待のルーツ

日本株に優待バブル 裏技でタダ取り、株価高止まり…

株主優待ガイド 2019 年版 – 大和インベスター・リレーションズ

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